Interview
HIPUSの仕事のリアルを知る。
調達BPOの現場で求められる人材とスキルって?

お客さまの調達業務のサポートを行うHIPUSの調達BPOサービス。HIPUSの調達バイヤーとして活躍する先輩たちに、入社当時のエピソードや現在の仕事の様子について、ざっくばらんに語っていただきました。

メンバープロフィール
Field Service (水戸)
R.K
2008年入社。製造業を中心に調達業務を経験。現在はOperation Managerとして水戸事業所の取りまとめに従事。
Field Service (ハイテク那珂)
J.F
2014年入社。製造業を中心に調達業務を経験。現在はSuper Visorとして那珂事業所の調達業務に従事。
Field Service (御茶ノ水)
A.S
2021年入社。製造業のシステム開発に関する調達業務に従事。「人が商品」をスローガンに業務の自己完結を目指している。
Field Service (柏の葉-青梅)
N.R
2022年入社。前職は英会話講師。その経験を活かし、現在は輸出入関連の調達業務に従事。社内研修を積極的に活用、実務知識も研鑽中。

まずはお一人ずつ、現在担当されているお仕事について教えてください。

R.K

現在私は鉄道車両メーカーのお客様向けに、主に電車の車両部品の調達を担当している部隊のマネジメントをしています。私たちの調達した部品は、お客様の車体工場に送られ、鉄道車両に組み上げられています。

J.F

私は医療機器・半導体製造装置メーカーのお客様向けの調達業務、具体的には工事に関連する人員の手配や作業・工程管理などを担当しています。私が勤務している部署ではHIPUSメンバーが30名ほどいるので、比較的大所帯です。

A.S

私はエレベーター等のビルシステム製造開発を行う会社のお客様向けに、社内システムの開発・外注に関わる調達業務に従事しています。

N.R

私は中途採用でHIPUSに入社したため社歴は浅いですが、現在は医療系器具を展開する企業様の機器の調達業務と輸出入に関わる業務を行なっています。

輸出入業務だと、業務で英語を使うこともあるのでは?

N.R

そうですね。諸外国とのやりとりが発生するため、業務で英語を使うこともありますが、それほど頻繁ではなくメールベースが基本です。以前は英会話講師だったので、その時の経験が役立っています。

OJTによる先輩からの
丁寧なサポートで
着実にバイヤーとしての
力をつけていく。

みなさん、いきなり調達の現場に入られて、最初は戸惑うことも多かったと思います。どのように仕事を覚えて今に至りますか?

J.F

OJTで先輩からつきっきりで教えていただきました。右も左もわからない状態だったので、電話のかけ方から書類作成の方法などビジネスの基本的なことから、調達とは何かといった専門知識まで、丁寧にサポートしていただきました。先輩方は、「分からなければとにかく聞いて」という感じで気軽に聞きやすい雰囲気で、師匠と弟子、みたいな感じでした。

R.K

私もとにかく先輩の横について、ひたすら仕事を覚える感じでした。わからないところは先輩に指導いただきながら、1〜2年ほどかけて覚えていきました。バイヤーとして独り立ちできたと感じたのは、3年目くらいの時だったと思います。

A.S

最初は上司から割り振られた作業をするだけでしたが、自分だけで仕事が完結させられるようになるまで1年ほどかかりました。今はバイヤーとして、お客様から依頼を受けた後の取引先探しからHIPUSを含めた3社協議、発注、納期管理まで一連の対応を行なっています。

みなさんは、仕事の中で一番大切な能力あるいは求められているスキルはどのようなものだと思われますか?

J.F

コミュニケーション能力だと思います。私は、もともとコミュニケーションは不得意でしたが、仕事を通じて鍛えられました。 HIPUSの先輩社員は結構話しかけてくれて、話しやすい環境というのはありますし、業務上で他の部署と会話する機会というのも結構あります。最初のうちは先輩方が一緒についてくれたりするので、会話の仕方とかもやっていくうちに学べたかな、と私は思っています。

N.R

私も他の部署の人とかかわる機会が多いんですけど、最初は誰に言ったらいいか、どうしていいのか分からなくて。トラブルが発生した時、一つの問題を解決するのに困っていると、周りにいる先輩がこの人に聞いてみようとアシストしてくださったりしました。そういう時に、J.Fさんがおっしゃったように、やはりコミュニケーション力が求められると思いますね。

R.K

調達の仕事というとパソコンに向かう事務仕事というイメージですが、実際にはコミュニケーションが非常に大切です。調達業務の中で関わる人たちには会話が苦手という方たちもいるわけで、そこでもうまく雰囲気を作る必要がありますから。そこを調整する能力、コミュニケーション能力というのが大きく求められると思います。

A.S

優しい方だけでなく厳しい方もいらっしゃいますから、そういった方たちとのコミュニケーションはやはり大変な時もありますね。私はコロナ禍の最中に入社したのですが、最初は対面でというのが少なかったので、メールだけなどその意味での難しさもあったかもしれません。最近は顔を合わせる機会が多くなって、人と話せるのがすごくいい、と感じています。

専門人材を育てるための
育成環境が充実
誰もが多様なキャリアを描ける

A.SさんやN.Rさんは、異業種から転職されHIPUSに入社していただきました。HIPUSで働こうと思ったきっかけは何だったのですか?

A.S

私は当初、事務職がいいという希望で調達という仕事についたので、内容はよく理解できていませんでした。でも、仕事を一緒にしていたHIPUSのマネージャーから「HIPUSはモノを売っているのではなくて、人こそが商品。いかにお客様から信用していただくかを大事にしている会社なんです」と教えていただいたことがとても強く印象に残り、心に刺さりました。人間性や人の魅力で仕事をするって素敵だな、と率直に感じたのが入社の決め手です。

N.R

私も調達のことはよくわからず入社しました。ただ、入社後の研修制度が充実していると伺い、HIPUSなら安心して働くことができそうだと感じました。他にも、バイヤー以外にコンサルタントなど多様な職種があることを知り、キャリアの色々な可能性も感じたのが決め手ですね。
ちょうど最近、調達の法律研修に参加しましたが、自分で学ぶ以上に多くの学びがありました。リアルな現場を見越した話が多く聞けるので、実務との関わりがより深く理解できたり、自分の足りないところが明確になったりしました。

ありがとうございます。
ちなみに現在の仕事の中で、やりがいや社会への貢献を感じることはありますか?

A.S

普段の生活の中で、自分が携わった調達品目が使われているところを見ると「おっ!」と嬉しくなります。他にも、以前震災があった際に、エレベーターの中でトラブルが発生したことを受け、システムが改良されたのですが、そうした課題解決のための仕事に関われる事に誇りに感じます。

N.R

私は、業務の中で中国の取引先への発注業務が多いので、他国の雇用や経済にも少なからず関わることができているのかな、と感じています。

R.Kさんは、現在Managerとして大きくステップアップされましたよね。キャリアアップによるやりがいや難しさなどは何かありますか?

R.K

バイヤーからManagerになり、これまでは自分の担当品目のことのみ考えていればよかったですが、今は人のために使う時間が増えました。ただ、もともと入社当初から30歳で主任・40歳でManagerになりたいといった目標を立てていましたので、大分前倒しでの目標達成になりました。現在の仕事にやりがいを感じていますし、その責任も楽しみながら仕事ができています。

働きがいのある職場にするために工夫されていることはありますか?

R.K

自分が前に出過ぎないように心がけています。基本は、そこにいるメンバーが自分で考え行動することを大切にしたいと思っているからです。HIPUSは、2019年に会社の構成が大きく変わってから、年功序列を廃止して、より従業員一人一人の実力や実績、やる気等を見て評価される社風に生まれ変わりました。ですから、Managerが細かく干渉するのではなく、担当のみなさんに責任を持って仕事に取り組んでいただくことで、それぞれがやりがいを感じながら自身の経験値を高められるのではないかと考えています。

J.Fさんもキャリアの目標などを立てられているのですか?

J.F

入社した当時はとにかく目の前の業務をこなすことで精一杯で、早く1人前になりたいと考えていましたが、今後はマネジメント領域にも携われるようになりたいと考えています。R.Kさんがおっしゃったように、キャリアパスや福利厚生など、さまざまな部分で大手企業にありがちな風習が刷新され、HIPUSに新しい風が吹いていると感じるので、私自身も新しい気付きがあり、刺激を受けています。

A.SさんとN.Rさんのお二人からも、今後の目標を伺いたいです。

A.S

私は現在入社3年目なので、覚えなければならないことが山積みです。ですが、まずはバイヤーとして取引先様との交渉力をもっとスキルとして身に付けたいと思います。「HIPUSは人が商品である」という言葉を大切にして、お客様から信頼していただけるバイヤーを目指します。

N.R

入社してもうすぐ2年になるので、業務で生じた課題を自分の力で解決できるようになりたいと思います。そのためにも、これまで以上に積極的に研修等に参加し、調達業務の知識をさらに深め、経験を積み上げていきたいと思います。

みなさん、本日はありがとうございました。

対談を終えて採用担当からのメッセージ

HIPUSには、成長したい方が挑戦できる環境があります。
年齢や経験年数にかかわらず、向上心をもって積極的にチャレンジする人には、早い段階から責任感のある仕事をお任せします。乗り越えなければならないこともあるかと思いますが、調達のスペシャリスト集団の中で磨かれていってほしいです。調達業務を通じてお客様に寄り添いたい方の応募をお待ちしております。

応募する